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成年後見にかかる費用
申立に関する費用 弁護士費用 200,000円(別途消費税) 印紙代 800円/申立 切手代 3000円~5000円程度 医師の鑑定費用 50,000円~150,000円 後見人の報酬 原則、年間約20万円(東京家庭裁判所の決定に基づきます)。 それ以外に、手続を行えば加算される場合がありますが、金...
成年後見制度(せいねんこうけんせいど)について
高齢化社会に伴い,ご高齢の方の中には認知症等により,ご自身で財産処分ができない可能性があります。 また、判断能力が十分でないために,簡単に人に騙されたりして一文無しになってしまう恐れもあります。 そこで、このような判断能力が十分でない方を支援するために成年後見制度が設けられました。 この成年後見制度...
10月15日の判決。特別養護老人ホームが不正選挙の舞台
福岡高等裁判所平成25年10月15日判決 北九州市議会議員一般選挙の不在者投票の不在者投票管理者を務めた被告人が,自己の身内である特定候補者を当選させる目的で,共謀の上,選挙人3名につき,不在者投票を行った事実などないのにこれを行ったものとして,投票用紙に勝手に特定候補者の氏名を記載した上,投票箱へ...
法定後見
法定後見とは,後見による保護を受ける方の意思に関係なく家庭裁判所の審判によって保護を行おうという制度です。 この制度に属するものが「後見」,「保佐」,「補助」です。 そして,法定後見のうち 「後見」とは,精神上の障害により常に判断能力を欠く状態にある方が, 「保佐」とは著しく判断能力が不十分な方が,...
9月3日の判決 認知症等の養親が行った養子縁組が無効と確認された事例
名古屋家庭裁判所平成22年9月3日判決 事案の概要 本件は,原告が,梅(大正12年生)に養子縁組の意思はないと主張して,梅と被告(昭和59年生)の養子縁組の無効確認を求めた事案。 考察 相続分を大目に取りたいための養子縁組は後々の争いの種。無理に縁組みをすると裁判所で覆されるので,遺言書と同様,他の...
8月22日の判決 未公開株式に関する詐欺事件
東京地方裁判所平成25年8月22日判決 事案の概要 本件は,A株式会社の株式の購入代金名下に金銭を詐取されたと主張する原告が,Aの代表取締役として登記されている被告に対し,原告に対する詐欺行為は被告及びAの従業員が会社ぐるみで行った不法行為であり,仮にそうで...
8月14日の判決 成年被後見人と祭祀財産の承継
8月14日の判決 成年被後見人でも祭祀財産の承継者の指定を受けることができる。 東京家庭裁判所平成21年8月14日審判 判決の要旨 成年後見人が成年被後見人を代理してした祭祀財産の承継者の指定申立てについて,申立人以外の被相続人の親族に積...
8月9日の判決 一枚の紙に日付,署名押印があれば有効
8月9日の判決 遺言書が数枚にわたる場合であっても,その一枚に日付・署名・押印がされていれば遺言書として有効とされた事例 京都地方裁判所平成16年8月9日判決 事案の概要 自筆で遺言書を作成する場合,一枚の用紙に収まらず,数枚に及ぶ場合もあり得...
今年上半期の振り込め詐欺被害過去最悪!
振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害が過去最高になっているようです。 1月〜6月の被害総額は約268億円。 一日約150万円の被害額となります。 最近の傾向はレターパックや宅配便などで現金を送る方法が取られております。 宅配便で現金を送るなんて、普段行わない方法です。 こんなときは詐欺だと疑いましょう!...
消費者被害6兆円。東京都の予算に匹敵!!
消費者庁によると,平成25年に商品の欠陥や悪質商法などによる被害にあった消費者被害の被害額が約6兆円に上ったとのこと。 被害割合は13人に1人の割合。 平均被害額は約59万円。 被害総数は約985万件と推定。 被害の内訳は「機能や品質が期待より劣っていた」が52・6%。 「表示・広告と違っていた」が...