10月29日の判決。人の写真を勝手に使えば怒られる。
京都地方裁判所平成24年10月29日判決 原告が著作権を有する写真の著作物を,被告(長野県)が,無断使用したこと等は,原告の著作者人格権(氏名表示権)を侵害するとして,原告は被告に対し,(1)著作者の名誉・声望を回復するための適切な措置の履行,及び,(2)使用許諾料についての支払いを請求できるとした...
商標侵害~弁護士なら訴訟対応もできる~
事例 A社は,○△パンを登録商標して販売していたところ,隣の市でB社が○△パンを勝手に売り始めた。 →この場合は商標侵害として,損害賠償請求や差止請求ができます。 ・A社は,○△パンを商標登録して販売していたところ,隣の市でZ社が○△ペンを勝手に売り始めた。 →商標侵害には当たりません。もし、A社の...
商標侵害~弁護士なら訴訟対応もできる~
1 事例 ・A社は,○△パンを登録商標して販売していたところ,隣の市でB社が○△パンを勝手に売り始めた。 →この場合は商標侵害として,損害賠償請求や差止請求ができます。 ・A社は,○△パンを商標登録して販売していたところ,隣の市でZ社が○△ペンを勝手に売り始めた。 →商標侵害には当たりません...
9月9日の判決 いわゆる自炊代行業は犯罪です
長崎地方裁判所平成25年9月9日 判決 事案の概要 客から依頼を受け,客が私的に購入した著作物を裁断し,電子データ化するいわゆる自炊代行業を営む中で,著作物の電子データを複製するなどして蓄積し,売り上げを上げるため,著作物の電子データをDVD-Rに保存してこれを販売したほか,キャンペーンなどと銘打っ...
9月7日の判決 風俗店にシャネルの名称
東京地方裁判所平成23年9月7日判決 考察 有名ブランドの名称を使用した店はたくさんありますが,不正競争防止法に引っかかります。バレなければいい,バレても金払えばいいだろうということをやっていると,そのうち痛い目にあいます。 被告がその営業する営業施設において使用する「シャネル」,「CHANEL」等...
8月13日の判決 元グラビアアイドルと差止請求
東京地方裁判所平成21年8月13日決定 事案の概要 本件はストリップショーに出演した元グラビアアイドルが,元グラビアアイドルの裸体を盗撮した写真を雑誌に掲載しようとした出版社に対して,掲載の差止を求めた事案である。 元グラビアアイドルは,劇場側が観客に対し,カメラ・ビデオカメラなどの撮影機・録音機の...
商標登録~弁護士なら登録だけじゃない~
1 弁護士は,商標登録もできます。 商標登録はもちろんのこと,弁護士であれば,商標侵害に対する対応やライセンス契約をはじめとする 契約締結交渉段階で紛争防止のための防止的措置をとることができます。 2 登録の流れ 3 費用 出願申請:5万2500円 登録申請:5万2500円